4月20日 青空実験教室の様子

4月20日(土)に平成最後の青空実験教室が行われました。


実験内容は

①「重曹と泡」


②「密度を調べよう!」


でした!


「重曹と泡」の実験では、掃除や料理に使用される「重曹」と、テレビなどでたまに耳にする「クエン酸」に着目し、クエン酸の溶けた水に重曹を混ぜると化学反応により二酸化炭素(CO2)が発生し、泡が出てくることを学びました。

さらにこの原理を応用し、お風呂で使用する「バスボム」作りも行いました!

農業との関りの面では重曹は雑草が生えるのを抑えるのに使われたり、野菜の病気予防にも一役買っていることも学びました!



「密度を調べよう!」の実験では、密度がそもそも何なのかということから始め、密度とは大きさに対するものの詰まり具合ということをまず学び、次に塩と砂糖を使い、水の中に沈んだキウイをどちらが早く浮かせられるかという実験を行いました。その結果、塩を入れた水の方が砂糖より早くキウイを浮かせることができこの結果より、塩より砂糖の方が密度が大きいということも学びました。そして野菜や果物を水槽に入れてどれが浮くか沈むかを確認して密度が大きいかを推測しながら学びました。

農業との関りの面ではもみ殻にお米がしっかりと入っているかを確認するために「塩水選」と呼ばれる作業があることを学びました。これはお米の入ったもみは塩水のなかでは沈み、入っていないもみ殻は浮くというまさに密度の原理を応用した作業なのです!


次回の青空実験教室は6月22日(土)です。実験の内容が決まり次第告知します!

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